孔子は「学びて時に之を習ふ」を勉学の基本と言い「勉学は之を楽しむ者が一段上の姿」と言っています。修学舎はこの2つの実践です。
授業中さらには授業外にも折にふれ、生徒に音読させ反復練習させること。生徒との共同作業で勉学を楽しいものにすることです。
東北大学の川島隆太教授(医博)によれば、読み書き計算によって脳は特異的に活性化し、とりわけ文字を音読する時もっとも活性化するとのこと。
初期(29年前)の取組みの例(英語の音読中心の授業)
昭和57年(1982)11月半ば~昭和58年1月末(期間2ヶ月半)ほぼ毎日。1日当たり平均2時間。当初の学力が中位程度の中2の通塾生 N.D. 君(西陵中)と K.D. 君(梅林中)・・・2名一緒に授業。
後半には、中2のリーダーを1冊全課全文を10分で、中3のそれは15分で正しい発音で音読(速読)していた。この期間にその2冊のリーダーをそれぞれ100回以上音読した。
昭和58年1月末には、中2ながら公立高入試過去問題でほぼ満点だった。その後、身に付いた集中力によって、向上欲の炎が他教科へ次々と移って行き、両名は、驚くほどハイスピードで他教科の学力を伸ばした。
後、両名とも県立修猷館高に入学。両名とも運動の部活を中高6年続けながら、N.D. 君は筑波大(基礎工学)へ、K.D. 君は東大(文Ⅰ)へ進学した。
昭和59年夏休みから同62年の高校入試まで(中1~中3)大分県から土日や長期休暇に来寮した Y.S. 君は、大濠高、熊本大(薬)へ進学。
両名共、高校時代は殆ど自学自習で成績を伸ばした。両名はいとこ同士。
修学舎の元気でスピーディな学習を体験すれば、例えば英語にしても今の教科書は、あまりにも薄くもの足らないだろう。今の公立中のように英語の1レッスンに1ヶ月以上かけるのは、偏差値50以上の生徒にとって、ラーメン1杯を3時間以上かけて食べるようなものだ。ある程度のスピードがないと味気なくやりきれないだろう。
